大器晩成はいいものだ~大相撲初場所千秋楽

 34歳2か月での初優勝!

 おめでとう 玉鷲関

 

 大相撲初場所千秋楽で、玉鷲関が幕の内最高優勝を成し遂げました。初土俵から実に1511回目の土俵です。この間休場が1日もなく、けがを推しての出場もありました。

 

 この玉鷲関、30歳を過ぎてからめきめき力をつけていき、本日花開きました。そして、この日第2子も誕生されたとのことで、平成31年1月27日は一生忘れることができない日になったことでしょう。

  

 突き押し相撲一筋で黙々と稽古に励み、ファンをとても大切にする力士でもあります。

 九州場所のときに宿舎を構える福岡県朝倉市。この朝倉市は豪雨災害に遭い、そのときも玉鷲関は慰問に行き、九州場所では絶対勝ち越して、お世話になっている朝倉市のみなさんに勇気と元気を与えると言って、今でも朝倉市のことを気にかけています。心優しい青年です。

 

 横綱・大関に勝利したときに受ける勝利者インタビュー。「へぇ、へぇ、へぇ、へぇっ」と笑いながら嬉しさを正直に話すあのインタビューは土俵同様玉鷲ファンにはたまりません。

 以前から「天皇賜杯を一度抱いてみたい。優勝したい。」と言っていた玉鷲関。今日その夢がかないました。

 

 こつこつこつこつ努力を続け、継続していくこと。

 大器晩成はいいものだ。

 本当に初優勝おめでとうございました。