「働き方改革」~時代は『傾聴力』

 この度、山口県社会保険労務士会での企業視察が行われることが決まり、参加申込みがわたしの元にも届きました。もちろん「参加」のご返事をしました。

 そして、8日にしっかり勉強させていただきたく、どきどきわくわくする気持ちで参加してきました。 

 訪問しましたJRCS株式会社豊浦製作所様は、下関市豊浦町で主に船舶用配電機器、制御・計測機器などを製造し、販売をされる企業です。

 

 まず、ビデオでの会社説明から始まり、そのあと広報課の方々からの会社説明がありました。お話を聞いていくうちに、私自身の感覚との違和感がどんどん広がっていくのを感じました。と同時に、お話にどんどんのめり込むようになっていました。

 

 働き方改革の先端をいく企業との触れ込みでの企業視察だったわけですが、わたしの予想をはるかに超える企業としての取組み、まさしく想定外のお話であったわけです。

 働き方改革のそれぞれの取組みはここでは割愛しますが、一例を挙げるとすると、「傾聴力」です。これは、近藤社長様のお考えとのことです。全従業員参画型のボトムアップ企画提案システム。上の画像は、マスコットキャラクターの「キクホ」。このキクホも全従業員参画のもと、原案から募り、見事にマスコットキャラクターとして誕生しました。

 自らの価値観を押し付けず、相手の意見に耳を傾ける。異なる意見から学びあう。まさしく、私たちの約束「傾聴力」。このことを企業の行動指針の一つとして実践され、また従業員の方々の考え方や行動にも表れている。大変素晴らしい指針であります。くしくも、当事務所の座右の銘とも重複していることが、大変嬉しいです。

 迷子になるぐらい広い工場内・事務所内も見学させていただき、最後は記念撮影をして解散になりました。

 傾聴力象徴のキクホは、後日市販されるようです。もしかすると、ちょるると兄妹になるかも‥楽しみです。

 

 この度の視察は大変勉強になりました。社会保険労務士としての考え方にも大変影響を及ぼしそうです。

 

 最後に、ご説明及び工場内・事務所内のご案内をしてくださった広報課の方々及びJRCS株式会社豊浦製作所様には大変感謝申し上げます。ありがとうございました。