急に秋めいた気候となりましたが、みなさんおかわりありませんか。今年は梅雨明けが遅く、例年に比べ夏を感じられる日が短かったですね。
今回は社会保険労務士試験についてです。毎年8月の最終日曜日に、社会保険労務士試験が行われます。今年は今日25日に行われました。この時期に行われますので、試験はもちろん、暑さとの戦いでもあります。受験生のみなさま、大変お疲れ様でした。
わたしは平成18年試験合格組ですが、年々試験のレベルが上がり、合格率の変動が激しいようです。
回数 実施年 受験者数 合格者数 合格率
50回 H30年 38,427人 2,413人 6.3%
49回 H29年 38,685人 2,613人 6.8%
48回 H28年 39,972人 1,770人 4.4%
47回 H27年 40,712人 1,051人 2.6%
46回 H26年 44,546人 4,156人 9.3%
45回 H25年 49,292人 2,666人 5.4%
44回 H24年 51,960人 3,650人 7.0%
43回 H23年 53,392人 3,855人 7.2%
42回 H22年 55,445人 4,790人 8.6%
41回 H21年 52,983人 4,019人 7.6%
この10年間の社会保険労務士試験の受験者数、合格者数と合格率を載せてみました。
平成27年第47回試験の合格率2.6%が際立っています。また受験者数が年々減少していることがわかると思います。
思い返すとわたしが合格した平成18年第38回試験前の1年間に、試験勉強の仕方の工夫、本試験への臨み方、本試験当日の昼食に食べるものなど、色々と研究をしました。それと運をいかに引き寄せるか。勝負事には運も必要ですので。
わたしの実体験をお話しすると、本試験1週間前に風邪をひいてしまいました。なかなか風邪が治らず、本試験当日は風邪薬を飲むか飲まないか迷いながら試験会場に向かいました。
ところがこれが勝ち運なのでしょうか。JR八幡駅から試験会場の九州国際大学まで徒歩で約20分。この20分間がこの日の明暗を分けたのです。
歩くことでしっかり汗をかくことができました。その結果、熱っぽかった体がクールダウンし、鼻水がとまり、風邪薬を飲まずにすみました。新たな着替えを済ませて、緊張することなく本試験に臨み、見事に合格を勝ち取ることができたのです。
毎日地道にコツコツと頑張っていくことの大切さ。そしてどのような状況になっても自分を信じて決してあきらめないこと。
合格までの道のりは長かったけど、わたしが社会保険労務士試験から学んだことは、その後の人生に大変役立っています。