史上初の無観客興業~大相撲春場所初日


 厚生労働省ホームページへ

 

 新型コロナウィルス感染症対策で、事業主用Q&Aが公開されています。また、雇用調整助成金についても随時新しい情報が更新されています。

 

 わたしもこのQ&Aを読んでみました。その中で大事なことは、労使でどういった対応を取るのか、しっかり確認することだということです。

 

 休業手当の対象となるのか否か。従業員を休ませることが、すべて休業手当の対象となるわけではないことが説明されています。では、年次有給休暇として処理するのか。

 

 各企業さんでは対応に追われていると思います。まだ対応に追われていない企業さんもあると思います。この機会にぜひ一度、厚生労働省ホームページの該当ページでご確認ください。よろしくお願いします。 


 大相撲春場所~史上初の無観客興業

 

 ついに始まりました。史上初の無観客での本場所開催。大阪府立体育会館での春場所。 

 

 荒れる春場所として、大阪場所はおもしろいと昔から言われてきました。

 

 ところが…。会場内はシーン。当たり前です。無観客なのですから。

 

 力士のみなさんは、いつも通り熱のこもった相撲を披露してくれています。でも、物足らない。一番顕著なのが、勝敗が決まったあとの空気。シーン…観客の大声援や拍手がないのですから。

 

 今回の無観客興業で改めて、大相撲というものがどういったものかが再認識できました。

 

 ①勝敗を決するスポーツとしての側面

 ②土俵上と観客が一体となったエンターテインメントとしての側面

 ③日本古来からの伝統芸能としての側面

 

 この3つが揃って、初めて大相撲として成り立っているのだと。今場所は②が欠けているので、本来の大相撲とは言えないかもしれません。

 

 しかし、大相撲協会は全力で15日間乗り切る覚悟を決めました。全力士の朝夕の体温測定。37.5℃以上の熱が2日続いたら休場させる。4日目と7日目に検査を受けさせて、陰性であれば場所に復帰させる。尾車事業部長はそうおっしゃっていました。

 

 わたしは当初中止の選択がベストだと思っていました。でも、覚悟を決めての開催ならば、応援せずにはいられません。無事15日間、無観客興業が開催できることを信じています。