令和時代も早丸1年が経過しました。ゴールデンウイーク真っただ中ですが、みなさんステイホームしていますか。
例年のゴールデンウィークとは違い、明らかに見かける車の台数が少ないように感じます。
お休みの時間をご家族、またはお一人で上手に有効活用してください。
元気に泳ぐ鯉のぼり
5月5日はこどもの日。我が町でも、鯉のぼりを飾っているお宅をたくさん見ます。
車を運転していて、元気に泳ぐ鯉のぼりが目に入るとうれしくなります。歳を一つ一つ重ねる度に、今まで見えてはいたんだけど、目に入らなかったものが入るようになってきました。年を重ねることは決して悪いことじゃない、なんて思う今日この頃です。ただし、中身の濃い、充実した時間を重ねていきたいものです。
先日のこと。地元ローカル新聞にある鯉のぼりの記事と風景写真が掲載されていました。その風景とは、「本州最西端で泳ぐ鯉のぼり」。
延田レーダーが働きました。その風景を撮りに行こうと。
昨日つかの間のお休みを利用して、本州最西端に行ってきました。
午前中の早い時間に行ったので、誰もいませんでした。奥に見えるのが日本海です。あいにくこの日は晴天ではなかったので、雲に覆われて海の青さがはっきりと見えませんでしたが。
でも、潮風を浴びながら、元気に泳ぐ鯉のぼり。愛用の一眼レフで何枚もシャッターを切りました。わたし自身もとても気持ちがよかったです。もちろん、のどかな風景を写真に収めたらすぐに帰りましたよ。
ここ下関市は瀬戸内海と日本海の二つの海を望むことができます。下関市は本州最西端ということを、みなさんの記憶にとどめてくださいね。
我が家の庭で泳ぐ、ミニ鯉のぼり。先日ホームセンターで買ってきました。目の前は田植え前の田んぼです。のどかな田舎です。
また来年、端午の節句、こどもの日を違った形でお伝えできたらと思っています。
なかなか進まない雇用調整助成金
進んでいないようですね。雇用調整助成金。
毎週送られてくる先輩社労士からのFAX通信。記載内容を拝見していると、山口労働局管轄内で4月24日現在、申請企業14社で支給決定はわずか1社。この実績を見ただけでも難関な助成金だということがわかります。
そこで、わたしたち山口県内の社会保険労務士にも、山口労働局から企業の代理で申請手続きを行っていただけないでしょうかとのお願いがありました。
今回わたし自身この難関な助成金について、色々な角度から調べてみました。
一番の問題点は、顧問社労士がいない中小企業・小規模企業の多くで、年間所定労働日数・年間所定休日が明確に決まっていないことだと思います。この部分を就業規則に、労働契約書に明記されていない。それ以前に、就業規則や労働契約書が整備されていない。
この部分が明確に定められていないと、助成金申請書の企業平均年間所定労働日の計算ができないので、求める助成金額を算出することができません。
自社で申請までたどり着くのは難しいと判断され、じゃあ社労士にお願いしようという企業があります。
しかし、すぐに受託する社労士がいるのでしょうか。当事務所も今回雇用調整助成金の依頼を受けてはいますが、過去にお仕事させていただいた企業さんばかりです。
また、顧問契約いただいている企業さんであれば、常日頃事業主さんとの会話の中で、その企業の労務管理の状況や整備しなければならない書類等について、ある程度の把握はできているので、対処のしようがあります。
助成金については、社労士が代理で手続きを行う場合、企業と共に連帯責任を負うことになります。万が一不正受給ともなれば、社労士生命が終わってしまいます。本当に信用できる企業ではないと、受託しない社労士がほとんどではないでしょうか。
コロナ禍にある現在、資金繰りだけで精一杯、とても労務管理を見つめ直す時間や余裕はないということは重々理解しています。それでも今後の企業存続を考えたとき、労務管理というものを今一度考え直す機会にしていただけたらと思います。