二流


 お正月は読書

 

 雪が舞い、寒かった年末年始。みなさんお正月休みはいかがでしたか?

 

 楽しい時間はあっという間に過ぎていき、明日が仕事始めという方が数多くいらっしゃるでしょう。そういうわたしは、2日が仕事始めでした。何だか仕事をしていないと落ち着かなくなってしまった今日この頃です。

 

 そうは言いつつ、昨年の大晦日と今年の元日は休日にしました。

 

 元日には初日の出を見ながら、近くの神社にお参りすることが、この何年もわたしのトレンドとなっています。今年は雲に覆われていましたが、その隙間から初日の出を見ることができました。しっかりとお参りできたので、今年1年頑張っていけそうです。またそう思うことが大切だと思います。

 

 さて、休日の2日間はというと‥年末にたまたま見つけた1冊の本。昨年購入しながらゆっくりと読む時間がなくてそのままにしていました。その本のタイトルは『超二流』。故野村克也氏が執筆した本です。

 

 200ページ以上ありましたが、2日間で読破しました。「誰もが一流になれるわけではないし、それは選ばれた者にしかなれないものである。しかし、一流になれなくとも、二流で生きていく道がある。それもただの二流ではなく、超二流を目指し実践していくことが大切である。」

 

 読み終わり、弱者の理論がまたまたノムさんらしく、共感が持てました。野球好きの経営者の方はぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

 わたしは社労士の世界で生きていますが、決して一流ではありません。また社労士の誰かと競争して勝ちたいと思ったこともありません。わたし自身が持っているポテンシャルを信じ、経験により身につけたスキルを用いて、それらをお客様に提供することができればよいとの考えです。

 

 わたしのような社労士は、ノムさんの言われるように「超二流」を目指し、自分自身で考えながら実践していくことで、この世界で生き残ることができるのかもしれません。とても考えさせられた一冊です。

 

 昨年もそうでしたが、読書で1年が始まるということが恒例となりそうです。

 

 世間ではコロナのことばかりですが、そんなものには負けずに、1日1日力強く生きていく1年にしたいものです。みなさん道は違えど、今年1年共に頑張っていきましょう!