10年


 あれから10年

 

 

 今回掲載するはずだった大相撲3月場所とホークス。諸事情により次回にしたいと思います。また今回は日曜日に綴ることができませんでした。重ねてお詫びします。

 

 では今回はまず、中本健太郎選手の話題から。中本健太郎選手、みなさんご存知ですか。ロンドンオリンピック男子マラソン6位の入賞を果たした日本マラソン界の雄です。その中本選手がこの度陸上選手を正式に引退し、コーチ業に専念することになりました。

 

 今年元日のニューイヤー駅伝では、元気な走りっぷりで健在をアピールしていましたので、とても残念なニュースとなりました。この中本選手は、実はわたしと同じ下関市菊川町の出身なんです。おらが街から輩出したオリンピック選手。一度もお会いしたことはありませんが、わたしがしばしばお邪魔するお好み焼き・鉄板焼き伊勢路さんには、中本選手のサインが飾ってあります。いつもこのサインを見る度に、ニコッと笑顔になります。

 

 そんな中本選手も38歳。38歳までアスリートであり続けたことに驚きます。そして我が町の誇りでもあります。「中本健太郎選手、今まで大変お疲れ様でした。今度は指導者として、オリンピック選手を育て上げ、世に送り出してください。期待しています。」

 

 

 もうあれから10年経つんですね。あの東日本大震災から10年。ここでわたしごときが文章にすることを、とても心苦しく感じます。

 

 しかし、わたしたちは決して忘れていけないし、また忘れることはできません。改めてお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表します。

 

 こころフォト…昨日放映された45分の放送。見ていて涙が出ました。最愛の子どもさんを亡くされる辛さ、最愛の配偶者を亡くされる辛さ、最愛の親御さんを亡くされる辛さ、また最愛の犬と離れ離れに暮らさないといけない辛さ。様々でした。

 

 10年前の当時、わたしは募金しかできませんでした。わたし自身の力の無さを痛感しています。

 

 10年経った今、わたしも落ち着いた気持ちで、こころフォトをおひとりおひとり、インターネットでじっくり見るつもりです。

 

 3月11日、山口県からは北東方向に位置する東北地方に向けて、しっかりと手を合わせたいと思います。