燃える男と燃える闘魂
みなさん、お元気ですか。我が山口県は今週梅雨入りしました。今週は毎日雨模様の予報。全国で大きな災害や事故等が起こらないことを祈るばかりです。
今月3日、長嶋茂雄さんが天国に旅立たれました。毎日の報道や放映等でみなさまもご存知だと思います。改めてお悔やみ申し上げます。
わたしは「背番号3」をつけてプレーされた現役選手時代の長嶋さんを知りません。「背番号90」をつけてジャイアンツの監督をされた長嶋さんの記憶がある程度です。たった今「90」が入ったシューズを買ってもらった記憶が蘇ってきました。
そんなスーパースターの長嶋さんですが、「ファンあってのプロ野球」であると、事あるごとに仰っておられたことは有名です。「お客さんの中には、今日の観戦が最後の観戦になるかもしれないお客さんもいるはずだ。だから我々は絶対手を抜いてはいけない。」。 また「スター選手は試合に出場し続けなければならない。」。
愛弟子の松井秀喜さんは師匠の教えを忠実に守り、日本でMLBでその雄姿をファンに見せてきました。
2月20日生まれだった長嶋さん。奇しくも同日生まれだったアントニオ猪木さん。「燃える男」と「燃える闘魂」。常にファンを、世間を意識して、一挙手一投足に神経をとがらせていたお二人。プロとはどうあるべきか。どう魅せるべきか。このお二人から学ぶべきものはたくさんあります。
現在の令和の時代は、コンプライアンス等の遵守等縛りがたくさんありすぎて、昭和の時代のようにはいかないのも事実です。でも考え方一つ、気持の持ち方一つでスーパースターのお二人に少しでも近づいていくことはできるのではないでしょうか。
長嶋さんのプレーや猪木さんの戦いを今一度観て、もっともっとプロフェッショナルを感じてみたいと思います。